シンクとコンロ分離のキッチン発売
パナソニックホールディングス傘下で住宅設備事業を手掛けるパナソニックハウジングソリューションズが、シンクとコンロを分離した新型キッチンを12月から発売。
これまでの対面キッチンはシンクとコンロを横並びにしていたのですが、前後に分離させることでスペースを有効活用できるのだそうで、不動産価格の上昇で広い自宅の購入が難しくなっていることに対応していくのだそうですよ。
中価格帯のブランド「ラクシーナ」から発売されるようで、昨今、調理中もリビングの様子を見られる対面型キッチンの人気が高まっているとはいえ、リビングのスペースを圧迫してしまうのが課題となっており、パナソニックの新商品は対面部分となるコンロの横にテーブルを置くことで、14畳のリビングなら2畳分のスペースが生まれるのだそうで、価格はシンクやコンロ、収納スペースなどを含み、195万円。
コンロは炊飯や湯沸かしができる調理家電の機能を盛り込んだほか、シンクもまな板を置きやすい形状にすることで、小さくても作業スペースを確保できるようなっており、水廻りシステム事業部の窪井健司・総括主幹は「都市部に住む効率重視の共働き世帯をターゲットとし、機能やデザインを絞った提案をする」としており、新築の戸建て住宅のほか、マンションや戸建てのリフォーム需要の取り込みも狙っていくようです。
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